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小向美奈子女王様鞭でビシバシ!! [小向美奈子 花と蛇]

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小向美奈子 丸裸 インタビュー [小向美奈子 記事]



 今年、覚せい剤取締法違犯容疑で逮捕・起訴され、懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決を受けた元グラビアアイドルの小向美奈子。その後、ストリップ劇場「浅草ロック座」で25日連続公演をこなし、自叙伝を上梓するなど積極的な活動が見られる彼女が、衝撃的な過去と現在の赤裸々な心境を余すところなく語ってくれた。

──先日発売された自叙伝『いっぱい、ごめんネ。』(徳間書店)が話題です。かなり赤裸々な内容という評判ですね。

小向美奈子(以下、小向) 私、初めての喫煙が小学6年なんですよ。初体験は中1。なのに15歳のときに清純派グラビアアイドルとしてデビューして。ギャップを抱えながら過ごす日々が続いて、挙げ句の果てには高校退学してクラブ通い。男と同棲、クスリに手を出して逮捕、釈放されてロック座でストリップ......1冊の本にまとめてみると、24歳にしてはいろいろあったかなぁとは思います。

──ありすぎです。それらが全部書かれているということですよね。しかも、妊娠していたことも告白している。

小向 15歳のとき、大好きだった彼との間に子どもができました。それなのに、彼は交通事故で死んでしまい、その直後に子どもは流産してしまいました。今、思い出しても辛いですね。でも、本の中には、そういう暗い話だけではなくて、ファーストキスの甘酸っぱい思い出もちゃんと書いてありますけど(笑)。

──どんな読者層に一番読んでほしいですか?

小向 やっぱり同世代の女性たち。心も体を大事にしてほしいから。「おまえが言うか」という意見があることも分かっている。でも、自分がしたことを、「なぜ悪かったか」「どこで間違えたか」と自分自身の中で逃げずにしっかり認めたから、「これは悪いことなんだよ」と世の中に言えるとも思うんですよ。だから本として伝える意味もあるわけで。


──確かにそうですね。でもそこまでさらけ出すことに抵抗はありませんでしたか?

小向 う~ん、でも、正直に綴ろうとすると見せたくない自分もさらさないとだめですよね。私はこの本で、元アイドルとしてではなく、一人の人間としての私を見てほしかった。それなら都合のいい部分だけじゃなくて、自分を全部出さないとダメですから。隠すことなくすべてをさらけ出すことで、結果的には自分が少しでも強くなれると思うんですよね。そうでないと、先に進めないと思うんです。

──自分と向き合うという辛い作業を通しながら、結果的に自分が強くなれると。

小向 すべて出すということは、自分がしてきたことに一つ一つ向き合って考えるという作業をしないとできない。私は今それをしなければならない、という想いがありましたから。だから、単にスキャンダラスなことを話題作りのために書いたというわけではなくて、実は拘置所に入っている時に、一人で考え続けたことを正直に綴ったという気持ちなんです。

──拘置所での心の動きというのは興味深いです。たとえば、どんなことを考えましたか。

小向 何が原因でこうなってしまったんだろう、どうして自分は変わってしまったんだろう、どうしてクスリにいってしまったんだろう......。そんな風に、自問自答を延々としましたね。

──クスリは、当時の交際相手から時にはDVを受けながら勧められたわけですよね。酒井法子さんも夫の影響と報じられていますが、やはり交際相手や友人による影響は強いですか?

小向 ドラッグに手を出したのが、周囲の環境に強く影響されることは間違いないですよね。でも、私自身がしっかりしていれば断つことができたはずですから。だから、私はどうしてそれができなかったのか、その時の自分は何が欠けていたんだろうかなど、とことん突き詰めて総括してみました。

──それでも「どうせまたやるんだろう」という目で見ている人はたくさんいると思います。

小向 それは十分すぎるほど分かっている。むしろ、その疑いの目でこれからの私を見続けていてほしいという気持ちかな。あの事件で私は、十分すぎるくらいたくさんのものを失った。そのことと向き合えたから、もう同じことはしないと自信を持って言えます。

──今「多くのものを失った」とおっしゃいました。その中で特に大きなものを一つ挙げるとすれば。

小向 社会での信用ですね。私の逮捕で、私自身の信用も当然なくなりましたけど、うちの家族が失った世の中からの信用を考えると、本当に取り返しがつかない。

──罪を犯すと自分だけの問題ではなくなってきますからね。

小向 いくら私が一人で生きていると言い張っても、事件を起こせば最後は家族へ行く。世間からも「小向さんとこの娘は......」ってなるし、お母さんも周囲から「どんな育て方したんだ」って。弟も当時は高校生だったから、同級生からは好奇心混じりにいろいろなこと言われたと思うんですよ。全部、私のせいで。それはもう、失った最大のものです。それを全部取り返すのは、厳密にいえば無理ですよね......。

──そういうことも拘置されていた時に考え続けていたということですか?

小向 ずっと。それに、出てからもいろいろな報道が目に入りますよね。お父さんがレポーターから取材受けているシーンが流れたり。「あぁ、お父さんごめんなさい」って......。
(中編に続く/撮影=有高唯之/取材・構成=浮島さとし)


●小向美奈子(こむかい・みなこ)
1985年、埼玉県生まれ。15歳のときに、グラビアアイドルとしてデビュー。童顔に似合わぬ、豊かな胸は「スライム乳」を称され、人気を博す。01年には、フジテレビビジュアルクイーンに選ばれ、以降はバラエティー番組等でも活躍。08年9月に、当時の所属事務所から契約解除され、09年1月には覚せい剤取締法違反で逮捕、起訴。懲役1年6月執行猶予3年の判決を受ける。同年6月、ストリッパーとして、浅草ロック座の舞台に立ち、復活。このほど、これまでの半生を赤裸々に語った著書『いっぱい、ごめんネ。』(徳間書店)を出版。
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